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スタッフブログ

家は多くの時間を過ごす空間だから、自分に合った快適で過ごしやすいお家づくりで住む人の日常を豊にしたいと考えています。

春原実由 - House Designer

玄関の収納と使い勝手。暮らしやすい玄関づくりのポイント!

こんにちは!

今回は、家づくりの中でも毎日使う「玄関」についてお話ししたいと思います。

玄関は、家族が出かけるときや帰宅したときに必ず通る場所。お客様を迎える場所でもあります。

靴を脱いだり、荷物を置いたり、雨の日には傘を使ったり。普段はあまり意識しない場所ですが、実は暮らしやすさに大きく関わる空間です。

そこで今回は、玄関の収納と使い勝手について、設計の際に考えておきたいポイントをご紹介します。

1.収納は「量」だけでなく「使う場所」も大切

玄関の収納というと、靴が何足入るかを考えることが多いと思います。

もちろん、家族の人数や靴の量に合わせた収納スペースを確保することは大切です。

ただ、玄関に置きたいものは靴だけではありません。

傘や雨具、お子様の外遊び用品、掃除道具、防災グッズなど、ご家庭によって必要なものはさまざまです。

大切なのは、収納をたくさん設けることだけではなく、何をどこにしまうのかを考えておくこと。

例えば、外で使うものを玄関の近くに収納できれば、家の中まで持ち込まずに済みます。

家族の持ち物や日々の生活をイメージしながら収納を計画することで、すっきりとした玄関を保ちやすくなります。

2.帰宅してからの動きを考えてみる

玄関の使いやすさを考えるときは、帰宅したあとの動きにも注目しています。

例えば、買い物から帰ってきたとき。荷物を持ったまま靴を脱ぎ、上着やバッグを置き、リビングへ向かうこともありますよね。

そんなとき、荷物を一時的に置ける場所や、上着を掛けられるスペースがあると便利です。

また、小さなお子様がいるご家庭では、ベビーカーや外遊び用品を置く場所が必要になることもあります。

間取りを考える際には、部屋の広さや収納量だけでなく、実際に暮らし始めたときの動きを想像することも大切です。

毎日のちょっとした動作がスムーズになるように、暮らし方に合った配置を考えていきたいと思っています。

3.家族に合った玄関の形を考える

玄関には、靴箱を設けるタイプや、土間収納を設けるタイプなど、さまざまなつくり方があります。

土間収納があれば、靴以外にもアウトドア用品やベビーカーなどを置きやすくなります。

一方で、その分のスペースが必要になるため、玄関全体やほかの部屋とのバランスも考えなければなりません。

収納は大きければ大きいほどよい、というわけではありません。

収納したいものや家族の人数、敷地や間取りの条件によって、使いやすい形は変わります。

また、お子様のいるご家庭では、玄関框の長さにも注目すべきポイントです。

玄関框とは、土間と室内の床との境目にある部分のこと。

玄関の広さや形だけでなく、この部分の長さによっても、使いやすさは変わってきます。

例えば、お子様が多いご家庭では、家族が一緒に靴を脱ぎ履きする場面も多いのではないでしょうか。

玄関框に十分な長さがあれば、家族が横に並びやすくなり、子どもの靴を履かせたり、帰宅後の支度を手伝ったりするときにも便利です。

玄関は、家族が一人ずつ使う場所とは限りません。

家族が同時に使う場面を想像しながら、框の長さや土間の広さ、収納の配置を考えることも、使いやすい玄関づくりのポイントだと思います。

4.毎日使う場所だからこそ、少しの工夫を大切に

玄関は、家の中では比較的コンパクトな空間ですが、毎日の暮らしと深くつながっています。

収納の位置や動線を少し工夫するだけでも、使い勝手は変わってきます。

家づくりでは、リビングやキッチンなどに目が向きがちですが、ぜひ玄関についても「何を置きたいか」「どんなふうに使いたいか」を考えてみることが大切だと考えます。