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スタッフブログ

家での暮らし方は、その家に住む人の数だけあります。それぞれの暮らし方やライフスタイルにあった家づくりを一緒につくりましょう。

冨岡瑛美 - House Designer

家づくりの知識の引き出しを増やす

昨日、他社様の注文住宅完成見学会へ参加しました。なかなか同業他社の現場を見ることができる機会は少ないですが、ご縁がありご厚意で見学させていただくことができました。このような機会は、たくさんの刺激があって学びにもなります。

今回感じたことをいくつか紹介させていただきます。

 

無垢材のあたたかさ

床はもちろん、棚や階段など、多くの箇所で無垢材をつかっており、木の温もりや香りがあって、木の良さを存分に感じられる空間でした。また、高気密高断熱の部屋のあたたかさも感じられる居心地のいいお家でした。

 

広さを感じる工夫

お家に入ってまず広がるLDK。そこからは隣地からの視線を遮りながら南庭を望める雪見障子を設け、日のあたたかさだけでなく景色も取り込み、空間の広がりを感じられるようになっていました。

 

借景を取り込む窓の取り方

こちらの部屋の窓は、家から見える借景の緑を切り取るように設けられており、居心地がよく気持ちのいい空間になっていました。また、上の窓は、この部屋だけではなく他の部屋の明かり取りを兼ねているという設計の経緯・工夫を伺えた貴重な機会でした。

 

ほかにもまだまだたくさんありますが、それはお施主様との家づくりに活かしていきたいと思います。これからもこうした学びや知見を広げて、家づくりの知識の引き出しを増やしていきたいと思います。