理想の家というものは人それぞれです。一人一人に合った安心で快適な暮らしを実現できるようサポートいたします。
篠原健太朗 - House Designer
綺麗に見える外観要素
住宅の外観は建物に入る前にその家の格を印象付ける大事な要素のひとつです。
インテリアはリフォームや家具の配置換えなどでカスタマイズがしやすいですが、建物外部となるとなかなかそうもいきません。

建物全体の形状、屋根の勾配・かけ方、窓配置などざまざまな要素が絡んでくるため一番要であり奥深い部分になります。
今回は外観を整える基本要素を何点かご紹介します。
1.「整列」させる
窓配置や開口部分のラインを揃えるなどして整える。

2.「近接」させる
離れている要素を互いに近づけることでまとまった要素としてグループ化させる。

3.「類同」させる
ラインが揃っていたり、グループとして近接させたりしても形・大きさ・色・素材が統一されていないと綺麗ではありません。
形も色も揃えることで統一感が得られ、物体全体から見たバランスがとれます。

こちらはゲシュタルトの法則の7要素から抜粋している内容です。
「綺麗にみえる」にもきちんと根拠や理論に基づいているものがほとんどです。
いろいろな目線でお家を見てみるのも面白いですね。