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スタッフブログ

家での暮らし方は、その家に住む人の数だけあります。それぞれの暮らし方やライフスタイルにあった家づくりを一緒につくりましょう。

冨岡瑛美 - House Designer

漆喰のある暮らし

自然素材をに囲まれた心地よい空間に

川越市内で建築中の新築注文住宅の現場で、漆喰塗りが行われました。こちらのお家はすべての部屋の天井・壁で漆喰を採用し、自然素材に囲まれるお家になる予定です。

 

漆喰には快適に暮らせる多くの効果があります。

 

調湿効果・殺菌効果のある自然素材

伝統的な素材である漆喰は、調湿効果・殺菌効果のある自然素材で、左官ならではの美しい仕上げを実現できます。硬化する過程でできる多孔質が吸放湿することで調湿効果を発揮し、漆喰の原料となる消石灰が強アルカリ性であるため、殺菌・防カビ・消臭効果などが高い自然素材です。このような調湿性・殺菌性などにより室内の空気の快適性を保つことができるだけでなく、外壁に塗れば遮熱が高く省エネ住宅に適しているのも特徴です。そうした住まいの快適性は心も健康に暮らせる住まいをつくり出すことができると思っています。

 

日本の気候に適した素材「本漆喰」

今回、天然100%漆喰であるスイス漆喰を採用しました。スイス漆喰が生まれたスイスという国は、日本同様に雨や雪があり、湿気に悩む国であるという共通点があります。高温多湿の日本で同じように湿度に悩むわたしたちには、こういった気候に適した調湿性のある建材はとても効果的です。

また、日本の高温になる夏の暑さ対策として、スイス漆喰の遮熱性は大きな効果が期待できます。赤外線反射率91%という特徴で遮熱塗料以上の効果があり、日本の気候には適している素材なのです。

 

漆喰が持つ効果「防静電気」「メンテナンス性」

漆喰は静電気を帯びないため、ホコリが舞いづらい空間を作ることができます。ビニールクロスなどの一般的に壁の仕上げ材として使われているものは基本的に静帯電性があり、静電気を起こすので壁一面にホコリが張り付きやすく、人が通るたびにホコリが室内に舞ってしまう可能性もあります。漆喰はより健康的な暮らしに貢献する素材でもあります。

塗り壁を使う時に不安になるメンテナンスですが、 汚れたり割れたりしてしまっても簡単に補修することができるのも漆喰の特徴です 。

 

現場へ行き家のなかに入ると、空気が澄んでいるような、外の空気との違いを感じました。

こちらのお家は、2024年11月の完成見学会でご見学できます。ぜひ漆喰のある空間を感じてください。見学は下のバナーから申込みできます。スタッフ一同お待ちしております。

11/9 土 10 日 10:00→16:00 完全予約制 無垢の木・漆喰・抜け感の家、完成見学会 詳しく見る OPEN HOUSE