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スタッフブログ

お客様の土地に合った提案を致します。光と風を考えたオンリーワン住宅を一緒に作りましょう。

冨澤有子 - House Designer

空間を「つくる」ということ

家づくりにおいて、「空間をつくる」とは

単に部屋を配置することではありません。
それは、光や風の通り道を考え、人の動きや視線の流れを設計することです。

つまり、目に見えない“余白”をどう扱うかが、空間の質を左右します。
その一つの例として、鉄骨階段の「抜け感」をよく使います。

こちらは工事中のお宅の鉄骨階段です。

約30帖のLDKには、4つの空間があります。
キッチン、ダイニング、リビング、タタミコーナー
この空間を緩やかに間仕切る位置に鉄骨階段を配置しました。

鉄骨階段上部の吹抜には程よい大きさの窓が配置されていて、LDKの中心を明るくしてくれます。

2階のホールも手すりを鉄骨にして「抜け」を意識しています。

鉄骨階段は重厚な構造でありながら、視線を遮らず空間に軽やかさをもたらします。
踏板の間に隙間があることで、階段の向こう側が見え、奥行きが生まれる。
手すりも細く、シンプルに仕上げることで、空間に“抜け”が生まれ、圧迫感がなくなります。
この「抜け感」は、単なるデザインではなく、空間の“質”を高める工夫です。

限られた面積の中でも、広がりや開放感を感じられるようにすることは住まい手の心に余裕をもたらし、日々の暮らしに豊かさを添えるのです。

空間をつくるとは、構造を組み立てること以上に、余白をデザインすること。
鉄骨階段は、その考え方を体現するひとつの答えだと思います。

こちらのお宅は11月に見学会を予定しています!

たくさんの皆様にご覧いただきたいと思います。

 

また、こちらは別のお宅の完成見学会のお知らせ。

1日だけの特別な見学会です!

ご興味ある方はお早めのご予約がおススメです!

 

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