家での暮らし方は、その家に住む人の数だけあります。それぞれの暮らし方やライフスタイルにあった家づくりを一緒につくりましょう。
冨岡瑛美 - House Designer
地鎮祭を執り行いました
祝 地鎮祭
本日、地鎮祭を執り行いました。無事にこの日を迎えられたことをとても嬉しく思います。
地鎮祭当日は、前夜からの雨が残っており、朝から時折小雨が降る空模様でした。とはいえ、「雨降って地固まる」ということわざがあるように、雨の後には地面が締まり、土地が安定すると言われています。そうした意味では、むしろ縁起の良いスタートとなったとも感じております。地鎮祭の最中は雨は止み、空気が澄んだ清らかな中、儀式を執り行うことができました。
地鎮祭とは
地鎮祭とは、建築工事を始めるにあたり、その土地の神様にご挨拶をし、これからの工事の安全と無事を祈願するための伝統的な儀式です。また、土地を清め、神様にその土地を利用する許可をいただく意味合いもあります。昔から日本では、家を建てることは単なる工事ではなく、神聖な行為とされており、自然や神様に対する敬意が重んじられてきました。私たちも、その想いを大切にしながら地鎮祭を行っています。
地鎮祭を終えたあとは、お施主様から住宅建築への思いをお聞きすることができ、我々スタッフはご縁をいただいた感謝とこれから始まる建築工事にあたって施工の安全管理や品質管理、近隣への配慮を最優先項目として取り組むことをお約束させていただきました。また、設計の意図を現場にしっかりと反映させるため、設計監理にも細心の注意を払いながら、工事を進めていく所存です。
家は、完成して終わりではなく、そこから始まる暮らしが本当の意味での“家づくり”です。お引き渡しの日には、「この家にして本当に良かった」と心から思っていただけるよう、スタッフ一同力を合わせて努めてまいります。完成まで、どうぞよろしくお願いいたします。