スタッフブログ

冨澤有子

House Designer

間伐材利用

先日、あるイベントで間伐材のコースターを扱っているブースを見ました。

 

とても気になり、コースターに名前を刻印していただき、持ち帰ってきました。

飯能の森の間伐材の様です。

テーブルに無垢の木があると、何となく空気が柔らかくなるような気がします。

 

 

 

ところで、皆さま、間伐材ってご存じですか?

 

そもそも、森林は木材の生産機能だけでなく水や土地の安全を守るような多面的な機能持っています。

間伐を行わないと木が密集して、森林全体が暗くなってしまいます。

太陽の光が十分に地面に届かないため、下草が成育せずに地盤も脆弱になってしまうのです。

このような状態では木も十分に成長出来ませんから、やせ細り、雪による倒木や土砂災害等の危険も高くなります。

間伐を定期的に行うことで、木が大きく成長し、木材としての価値が高まるだけでなく、土砂崩れなどから森林の持つ機能の向上が期待できるのです!

そんな大切な間伐作業の時に出た木材を、コースターにするなどして、生まれ変わらせてあげる取り組みに大変共感しました。

 

 

 

コースターの上にグラスをのせてみました。

どこか懐かしい。そして温かさを感じました。

 

 

この記事を書いたスタッフ

冨澤有子House Designer

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