妻と子供3人、犬1匹の家族です。私の生まれ育った大好きな地元「川越」で、地域の皆様のために「住まい」を提供できることは「夢」であり「誇り」です。一緒に楽しく幸せな家づくりをしましょう!
齊藤 遼 - House Manager
屋根の軒
皆さん、こんにちは。
すっかり秋らしくなりましたが、日中はまだ暑さを感じる日もありますね。朝夕は寒いので、上着で体温調整が必要ですね。
さて、今日は住宅の一部分である「軒」についてお話したいと思います。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、軒とは屋根の一部分のことで、家の外壁や窓、扉よりも突き出ている屋根の先端部分をいいます。
軒は、風や雨、直射日光などの外部の刺激から外壁面を保護する役割があります。外壁面を保護することで住宅の耐久性を向上させます。日本でも数多い木造住宅は、雨や湿気による劣化が懸念されますので、軒を適切に設けることは家づくりにとって大切なポイントの一つでもあります。
最近はパッシブデザインの一つで、軒の造り方で部屋に入る直射日光を調節する住宅も増えてきました。太陽高度が高い真夏の強い日差しを部屋から遮り、太陽高度が低い真冬の日差しを部屋に暖かく引き込む。軒の造り方で建物の耐久性向上と、住まいの快適性向上の両方を備えることができるのは素晴らしいことだと思います。
私は、個人的に軒が深い方(でっぱりが大きい)が好きです。家がより立体的で格好良いデザインになるからです。
もし、家づくりをお考えの方は、屋根の形状や軒のデザインや性能を検討していただくのも良いと思います。
デザインと住宅性能、快適性を兼ねそろえた家づくりはいかがでしょうか。