下水処理装置、浄化槽

浄化槽は、主に下水道が設置されていない地域で見られる、個々の建物に設置される下水処理装置です。

地面に埋設してあり、各家庭や施設から出るトイレの排水や生活排水を現地で処理し、

きれいな水に変えて環境に戻す機能があり、処理された水は側溝や地下へ浸透させます。

左の写真が浄化槽です。実際に見ると想像よりも大きくて驚きました。サイズは様々ですが、こちらの浄化槽を地面に埋設します。

浄化槽には様々な形式がありますが、一般的に汚物槽→曝気槽(ばっきそう)→消毒槽の順に流れていきます。

①汚物槽では排水内の固形物と液体が分けられます。

②曝気槽では微生物が汚物槽から流れてきた液体を分解します。

③消毒槽では曝気槽で分解された水の消毒が行われ、周囲の環境に放流されます。

土地探しから注文住宅をお考えの方は、その土地が本下水か浄化槽かも確認するべきポイントですね。

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