追木雅行
住宅営業部 部長
群飛注意報
みなさまこんにちは。
住宅営業部の追木でございます。
群飛(ぐんぴ)= 昆虫や鳥などが多数群れをなして飛ぶこと。
木造住宅に被害を及ぼすシロアリ(ヤマトシロアリ)のハネアリは、
4月~5月に一斉に飛び立つ【群飛】をします。
シロアリだけでなく、クロアリもハネアリになりますが、
この時期にハネアリを見かけたらヤマトシロアリの可能性を疑ってみましょう。
シロアリは世界で約2,900種、日本では24種類いるとされています。
そのうち、木造住宅に被害を及ぼすもので代表的なシロアリは主に3種類。
【ヤマトシロアリ】【イエシロアリ】【アメリカカンザイシロアリ】
シロアリがいるかどうかをチェックするには、シロアリが巣を作りやすいところを知ることが大切です。
「暗い(日が差さない)」「湿っている」「外気が当たらない」といったところを確認してみてください。
1⃣ ≪蟻道をチェック≫
蟻道とはヤマトシロアリやイエシロアリが餌(木材)を確保するために作るトンネル状の道です。
基礎や束石、その上の木部に筋状の土のようなものが付着していたら、蟻道の可能性があります。
2⃣ ≪柱や壁をチェック≫
柱や壁などの木部に小さな穴が開いてないかや、周囲にごく小さな木くずや土の塊のようなもの
がないかをチェックする方法もあります。
3⃣ ≪ハネアリが飛んでいないかをチェック≫
シロアリのハネアリを見かけたときは、巣が近くにある可能性があります。
床下、外壁、天井裏など一通り確認してみましょう。
この時期、ご自身の大切な住まいを一度確認してみてはいかがでしょうか?